流行の話です。ただし、単なるファッションのような流行りとは違います。もっと、大きな流れであり、あらゆる人に多大な影響をもたらす何か。ベストケンコーのビジネスモデルから「個人によるビジネス参入」の流行を紐解いてみましょう。
そもそも、ベストケンコー(Bestkenko)が何をしているかというと、個人輸入の支援です。個人の力だけで海外から物品を輸入するのは簡単ではありません。手続きが複雑で、そもそも言語の壁もあります。だからこそ、ベストケンコーのサービスが成立しているのです。それでも、これがビジネスとして機能するためには、もう一つ大事な要素が必要です。そう、それが需要です。実際に、海外から物品を購入してみようと思う人がいなければ、このサービスは成立しないことになります。
ここで流行の話になります。上記のように、需要が欠かせない訳で、事実として、現代社会には何かしらの理由で「海外からものを輸入したい」と言う需要が存在しています。そして、その願望は、企業からでなく、個人から出されているものです。これこそが大事なポイントです。一昔前では、考えられませんでした。個人が、あらゆる業者をバイパスせずに済むようになっています。この流れは、あらゆる分野で進むことでしょう。普通、どんな業界にもエキスパートのような存在がいて、その人を通すことで、物事が進みます。それが—過去の話に。
各業界の中身は「ブラックボックス」です—つまり、素人には、計り知れないもの。だからこそ、実際の費用や値段設定が、消費者にとっては曖昧で、私たちは情報弱者なのです。そんな時代からの脱却が進んでいます。これの一例が個人輸入であり、それの代行サイトでしょう。